2月23日に「九州×自然ネットワークvol.2 」を開催しました!
九州のみならず全国からご参加いただき、ありがとうございます。今回は、研修会の様子や参加された方の感想をご紹介します。
午前中は、山の遊び舎「はらぺこ」園長であり「森のようちえん全国ネットワーク連盟」理事長でもある小林成親さんの講演『しぜん こども くらし』
講演では、山の遊び舎「はらぺこ」の活動の様子を丁寧に紹介していただきました。自然の暮らしの中で子どもたちがイキイキと活動し、保育者と豊かな関わり合いが、まるでその場にいるように伝わってきました。
拾った栗を美味しく焼くために、鉄板でやいたり直火にしたり試行錯誤する姿…
森で家を作り、かまどや畑を作り種を蒔く遊びをする子どもたち…
真剣に遊びこんでいるからこそ、遊び=学びとして、かけがえない今を身体中で感じているんだなあ…と実感です。
講演の中で素晴らしい言葉をたくさんご紹介していただいたのですが、とりわけ「生活」と「暮らし」との違い(暮らしは移ろいゆく時間の営み)という考え方が印象的でした。
午後は、sol代表中山千春の講演『インクルーシブ教育の本質』
・子ども時代ってどんな風に過ごすことが必要なのかな?
・インクルーシブ教育って何だろう?
・大人は自分自身を信頼できているかな?
たくさんの問いが生まれた時間でした。
そして、インクルーシブ教育という言葉を特別視するのではなく、目の前の一人に向き合うこと…
子どもと関わる上で大切な原点に立ち返ることができました。
今回、保育や教育に携わられている方のみならず、保護者さんや農家の方など、幅広い方にご参加いただきました。みなさんフィールドは違えど、子どもとの関りに対する熱い思いは同じ…!熱量みなぎる意見交換のほんの一部になりますが、参加された方の感想をご紹介します。
「子どもや保育者の心の動きをつぶさに知れて、展開される保育の奥深さを感じた」
「火を焚く活動が子どもにとって大切だと感じた。自分の施設でも取り入れたい」
「今回参加したことで、これまで実践してきた点と点がつながり、線になった気がする」
「日々感じていたモヤモヤとした感覚が言語化された。今後学びなおしたいことが見つかった」
実践のヒントを持ち帰っていただけたようで、とても嬉しいです。
講師の小林さんも、本当にありがとうございました!!「九州 子ども×自然ネットワーク」の勉強会は、今後も毎年開催していきます。同じ志や想いをもつ仲間が、情報共有のみならず、モチベーションを保ち学びを深め続けるのにも大切だと、私たちも実感しています。
勉強会などの情報はFacebookグループで発信していきますので、ご関心がある方の参加をお待ちしています!
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